年始に発表された2023新ラインナップの入荷がようやく始まりました！早速CYKICKSにもX3の105Di2 モデルが入荷してまいりましたのでご紹介いたします。
XはFシリーズと双璧となるように生まれたスポーツカテゴリー。アドベンチャー(冒険)とプレイ(楽しみ)にフォーカスされたモデルとなります。
これまでもピナレロにはドグマKやアングリル、メルキュリオといったエンデュランスモデルはありましたがそれらよりも更に楽しく、快適にスポーツ走行を楽しめるような立ち位置になります。ちなみにセットアップされるタイヤサイズは32c！
ピナレロ伝統のONDAフォークは軽量化とは無縁の実測492g！この重量が剛性を損なう事なく鋭いピナレロハンドリングを支えている大切なポイント。Xシリーズは「エンデュランス」カテゴリーのバイクというものの緩い緩慢なバイクではないという事の証明がこのフォークにありそうです。
ただ、ジオメトリーに関してはニューコンフォートジオメトリーとして生まれた新生パリに比べてもさらにリーチで5ミリ短く、スタックで15ミリ高く設計されているのが特徴。タイヤ幅と合わせて十分にリラックスしたポジションが取りやすいように設計されています。
Xシリーズでも高級感やテクノロジーはFと変わらずTiCR内装システムが採用され、美しい外観となっています。基本はFシリーズを受け継ぐエアロフレームなので全く緩い感じがしない秀逸なフレームシルエットですね。
X3に搭載されるコンポーネントはシマノの105Di2。機械式DISCロードのネガな部分であるレバーの大きさや重さを解決したDi2はなんだかんだホビーサイクリスト向けの最終回答なのかなと改めて感じます。Xシリーズのフレーム性能も十分に引き出せるベストチョイスなグレードですね。
今後Fシリーズと対になるようなロードマップが計画されているようですので、今までプリンスやプリンスFXを選ばれるような予算的ニーズにもエンデュランスカテゴリーから細かく対応できるようになりそうです。
そしてこのタイミングでコロナ禍において車体、ホイールの供給が不透明だったため休止されていたWUP(ホイールアップグレードプログラム)の再スタートが発表されました！
実際の体感的にもピナレロジャパンの統計的にもピナレロバイクに関しては完成車を購入されても将来的にホイールを交換する方がほとんど。つまりノーマル状態で乗り続けられる方がほとんどいらっしゃらないとのこと。
WUPではそんな実情を鑑みてピナレロのフレーム性能を最大限に発揮するため、最初からお得にアップグレードしてしまおうという独自のサービスです。
他社ブランドの完成車ですと好みや用途に合わないホイールが付いていて、結局買い換える事になったりしてしまうケースがありますが、ピナレロでは16種類ものホイールから用途や予算に合わせたベストを選んでいただけます。
ホイールはおよそ定価の20パーセント引きで提供されますし、組換の追加工賃も発生いたしません。こういう多彩な選択が可能なプログラムが最初から用意されているのはピナレロのサイクリストファーストな面ですね。
現状で対象となるのは既に2023モデルとして発表されているX7のアルテグラDi2、F5とX3の105Di2完成車の3車種。これらは全てフルクラムのレーシング800DBが基本アセンブルされており、見た目はいいですがチョット重め。フレームの性能を100%発揮するためにも是非WUPを活用頂き、貴方にとってのBESTなピナレロをチョイスしてください！
ということでWUP再開記念としまして7月31日までピナレロ2023モデルの特別受注期間となります。
ご成約頂きますと非売品のピナレログッズのプレゼント等特典ございますので是非ご検討下さいませ！
本日はここまで、ありがとうございました。ご相談、ご予約お待ちしております！
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ
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