COLNAGO V3-RSのご注文を頂きました。

本日は2020、2021のツール2連覇を達成したコルナゴのフラッグシップモデル「V3-RS」のご注文を頂きましたのでご紹介させていただきます。

フェラーリとのダブルネームで2015年モデルとして登場したV1-r、2018年にモデルチェンジしたV2-rから数えて5年、チューニングを重ねて2020年に第3世代のV3-RSとなりコルナゴに創業以来初めてのツール総合優勝をもたらした記念的なモデルとなりました。

過去に組立させていただいたV1-r、V2-r、V3-RSご紹介はこちら→CYKICKS

と、ここまでは以前納車させていただいたV3RSの前口上と同じですが、今回ご依頼いただいたのは最も軽量に仕上がるマットブラックカラーでストイックな印象の1台。

手配の都合で最新のコルナゴロゴに変更された、V3-RSの最終ロットになるかと思います。今年からKINANracingさんが採用しているV3-RSもこちらですね。

EPSより代々コルナゴバイクにまたがり、実業団レースにも出場されている熱烈なコルナゴオーナー様よりご依頼いただきました。

重量にこだわり、完成車実測重量6.78kgと実用最軽量。

コンポーネントはもちろんデュラエースR9200系。

ハンドル周りはステムの下部にケーブルを這わせるV3RS純正のSR9ステムでハンドルはシマノVIBEエアロスーパーライトにて。

バーテープはCYKICKSにてバルクパッケージで特別提供させていただいているフィジークのVENTOタッキー2㎜仕様。極薄かつ高グリップで人気のOGK BT-06並みのダイレクトな操作感がありつつ底付き感のない絶妙な握りはVENTOならでは。

ペダルもこだわりのKEOブレードカーボンのチタンシャフトバージョン!

そして見えない箇所でもぬかりなく、セラミックスピードのコーテッドBBコルナゴスレッドフィット専用モデルでスペシャルチューン!

ホイールはデュラエースのWH-R9270。フロントC35、リアC50というミックスで使い慣れたチューブラーというレース現場から出てきたような仕様です。

前後バラ売りがあるシマノホイールならではのチョイスですね。

コロナ騒動真っ只中でのオーダーだったため例にもれず部品調達の都合や当初予定の構成から大幅な仕様変更などあり、随分とお時間いただきましてようやく納車となりました。

リムブレーキバイクから初めてのディスクブレーキバイクへの乗り換えで不安もあったようですが、バイクの完成度とその運動性能に大満足いただき、改めてロードバイクの進化を体感いただけたようでうれしい限りです。

ご依頼ありがとうございました!

さて、そんなコルナゴは先ほど2023モデルとしてCシリーズのまさかの新型「C68オールロード」やポガチャルの快進撃を支える「V4RS」など、得意分野であるトップレンジにて万全のラインナップが出そろいました。

COLNAGOofficial

創業70年を超え、今まで膨大な数のサイクリストに支持されてきたコルナゴはまさに今、ロードサイクリングに人生と情熱を注ぐ貴方にふさわしいブランドでしょう。

C68オールロードの初回入荷は6月ごろ、V4Rsは来年1月ごろ、V3はほぼ全ての仕様で在庫〇と納期も安定してきたように思います。

あらゆる価値観が揺らぐ昨今において「それでもロードバイクが好きだ!」という信念を貫くサイクリストの皆様が新しい相棒候補を検討する際に間違いのない選択です。

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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