カレラSL1のご注文を頂きました。

つい先日2023モデルが発表されたばかりのカレラですが、本日ご紹介するのはカレラのディスクロードのしんがりをつとめるSL1!

1990年創業のカレラは創業から約30年と数あるロードバイクブランドのなかでも中堅な立ち位置ですが、レース現場に求められるブランドとして生まれレーシングモデル一筋で築いたきたその歴史は2019年より代替わり。創業者の息子であるシモーネ氏にバトンタッチし、方向性も今後どんどんと変化していきそうです。

そんな背景のなか生まれたSL1はニトロやヴェレーノから続くレーシングタイプの血統でカレラブランドの普及に貢献するため、コストダウンする箇所とコダワル箇所をうまく取捨選択し「手の届くイタリアンブランド」を実現したフレームです。

多くのブランドが完成車販売ばかりになる昨今、フレーム販売のみとする事で自分の好みや方向性がはっきりしているベテランライダーやフレームは消耗品!と言わんばかりに酷使するレーサーにとって融通が効いて嬉しい選択肢ではないでしょうか。

2023年モデルの発表と併せて価格改定も行われた事で231,000円となりましたが他社の値上げやラインナップの関係でまだまだ存在感あるフレームですね。

フレーム形状はオーソドックスですが往年のディアブロカラーを彷彿とさせるカレラらしいアートワークが美しいです。

コンポーネントはR8100系でハンドル周りの軽快さを最優先しグロータックのEQUALディスクブレーキをチョイス頂きました。

R81でもリムブレーキ用のレバーが継続してリリースされていますので最新コンポでもメカディスクの選択肢が無くならなくて本当によかったです。

DISCローターは極上なブレーキフィーリングのSWISSSTOPカタリスト!

コクピット周りはイタリアン合わせでDEDAのZero100、バーテープとボトルケージはスパカズに統一。

ホイールはVISONのSC30DISCにて。

こちらもメジャーメーカーの普及価格帯グレードでお買い得感がありながら何故かあまり話題に上らないのが?です。

スキュアーはフレーム標準装備のものだと工具を持ち歩かなければいけないのでDT swissのレバー付きのものに変更させて頂きました。細かい点ですがこだわりですね!

アメサイドがアクセントになってモノトーンのフレームに映えます。

合わせるタイヤは転がり、グリップの良さに加えて空気漏れが少なくパンクしにくいシュワルベのプロワンTLE。

タイヤ重量は大いに走行感に影響するのでタイヤ重量を気にされる方が多いかと思いますが、他社に比べ僅かにヘビーに作ってある事による恩恵はけっこう大きく、こういうバランス感が良いという方も多いはず。

今回ご依頼頂いたバイクは日頃カンパニョーロの機械式コンポを積んだクロモリフレームをメインで乗られているというお客様でしたが、フルカーボンフレームにフルカーボンホイール、Di2、ディスクブレーキ、チューブレスという最新テクノロジー満載のSL-1は乗り比べてみるとやはり時代の進化を感じさせる感動モノで「今これを組んでよかった!」との嬉しい感想を頂戴いたしました。

ご依頼ありがとうございました。やはり食わず嫌いで最新モデルを触らないのは勿体ないものです。

ということで最新のバイクが大々的に試乗できる東海地区最大のスポーツバイクイベント「サイクルスポーツデイズ」が3/18、19に開催されます!タイミングが合えば是非ご参加ください。

また、イベント参加につき19日は臨時休業となりますのでご注意くださいませ。

ご迷惑おかけしますがご協力よろしくお願いします。

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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