MAVIC R-SYS SLR リム交換のご依頼お受けしました。

唯一無二のコンプレッション構造の軽量アルミホイールR-SYSをお預かりしました。

通常のホイールだとスポークにテンションが張られているのでリムにハブがぶら下がっているようなイメージですが、R-SYSの場合ハブの下側のスポークが突っ張り棒となって車体を支えているような構造です。

そのためスポークテンションを支えるためのリム剛性が不要なので、通常よりもリムが軽くできるという特徴があります。(今回の個体は408gでした)

ただし空力的に不利な円柱状の極太カーボンスポークになるため、速度域が高くない山岳専用ホイールとして2008年〜2020年までの長期に渡って販売されていました。

今回は乗車中にアクシデントでリムを変形させてしまい、折角のエグザリット加工も剥がれてしまった状態でのお預かり。

構造上R-SYSのリムは特別軽量に作られているため座屈には弱いのでしょう。

そのままでも走行はできそうですが、いつ交換用リムが無くなるかわからないので思い切っての交換となりました。

リムをお取り寄せ。国内在庫ラスト1でした、セーフ!

R-SYSのスポークはハブ内部のトラコンプリングと呼ばれるスポーク固定金具があるため一旦外してから調整が必要です。

衝撃が加わった箇所のリングがスポークに押されて変形していました。

左:破損品 右:新品

全てのスポークをリムから外してハブやスポークに異常がないか確認してからnewリムにお引越し!

円柱状のトラコンプスポークはテンションメーターが利用できないため、MAVICのテクニカルマニュアルに沿ってニップルねじ山1.5残しを目安に戻して行きます。

新しいトラコンプリングを装着して完成!(完成後の写真撮り忘れてしまいました…)

専用工具で叩き込みます。

ここまで用途を絞った特殊構造のR-SYSは膨大なホイールラインナップを持つ専業メーカーであるMAVICだからこそ出来た奇跡の1本。

現在も補修パーツの供給は細々とあるようなのでお持ちの方は大切に使って行ってくださいませ。

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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