本日ご紹介するのは24年にフルモデルチェンジとなったメリダのグラベルロードSILEX400。

SILEX400はメリダの誇るハイドロフォーミングされた6066アルミニウムフレームにシマノのグラベルコンポーネントGRX400がアッセンブルされた優れたパッケージの1台。


ご注文頂いた常連様はこれまでオンロードバイクをメインで遊んでこられたのですが、新ジャンルであるグラベルロードに挑戦してみたい!という事でこのSILEXを指名でご依頼頂きました。
ロードレーサーへの更なる投資でなく自転車遊びの幅を広げるという選択はCYKICKSとしても是非お勧めしたいバイクの選び方ですので嬉しくなってしまいます。
バイクのインプレッション含めた特徴の紹介はデビュー時の展示会blogをご参考にどうぞ。
とにかく楽に早く格好良く、を目指して作られたこの新型SILEXは初めてのドロップハンドル車としても、初めてのオフロードバイクとしても優れた汎用性をもったオールラウンドバイク。
ジオメトリはMTBに極めて近く、長いリーチと肩下を持ち45cの極太タイヤによる走破性がドロップハンドルによるポジションの豊富さと同居している唯一無二のスタイルです。
タイヤはメリダと仲の良いマキシス ランブラー。チューブレスレディのタイヤですが完成車ではクリンチャー仕様なのでテープとバルブでチューブレス化もすぐに可能です。

今回は完売だったフォールグリーンカラーを限定入荷分で手配することができました。
25年のメリダはカタログ外仕様のバイクや一度完売になったものも限定入荷という形で提供されていたりしますので公式newsを是非チェックしてみてください。
こんな色あったの?というようなバイクも数量限定で販売されています。
今回はそんな限定入荷品ということで通常流通モデルとはハブの仕様が異なり、シマノの新型ハブTC500になっています。

TC500シリーズはCUESグループに該当するハブで、シマノの従来型のハブとは構造がまるっと変わっており、シールドベアリングかつフリーボディの内部にアクセスしやすい構造に。
大型3ツ爪のオーソドックスな作りでメンテナンス性に優れるため、長期にわたって使えるハブとして頼もしい存在になりますね。

さらにフリーボディが交換できるのでHG-M、HG-L、マイクロスプラインに後からスイッチできる拡張性があり、後々のアップグレードに対応しているのも魅力です。

重量はありますが穴数のラインナップと価格の手頃さもあり手組ホイールのてごろな選択肢として選びやすいハブですね。
塗装はメタリックな金属質を感じさせる美しい仕上がり。

ペダルはXTグレードのSPDペダルを、ロードと流用の効かない予備チューブやツール、テールライト、夏に欠かせないサーモスの保冷ステンレスボトルも合わせてご用命頂き、フル装備でライドをスタート頂ける仕様となりました。

朝焼けのアーバンライドから土煙の河川敷、トンネルを抜けた先の冷たい空気など、沢山の景色を共にすることのできる相棒と新しい旅を楽しんでください。
ご依頼ありがとうございました!
さて、そろそろ26年モデルが発表となる時期が近づいてきました。
メリダはダートジャンプバイク「DIRT」や新型エントリーMTB「BIG.NINE TFS」などが公式でも小出しになっていますが、今回ご紹介したSILEXの世界的な好調さをみればエンデュランスGRのような派生モデルなども考えられるかもしれませんね。


新型リアクトやしばらく変化のないクロスバイク系もそろそろ変化があると嬉しいですが、どちらにしろ展示会が楽しみです。
本日はここまで、ありがとうございました。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ
名古屋市東区 スポーツバイク販売、修理専門店 CYKICKS 定休日:水曜、日曜 Tel:052-325-8295 yokoyama@cykicks.jp STRAVA club : https://www.strava.com/clubs/CYKICKS Facebook: https://m.facebook.com/CYKICKS X: https://twitter.com/cykicksbicycle YOUTUBE: https://www.youtube.com/channel/UCBFOVhCRCAlUULnOkaGWIGQ お問い合わせやご相談はコチラからどうぞ! Contact&Calendar | CYKICKS|名古屋の自転車屋サイキックス