第33回シマノバイカーズフェスティバルに参加してきました!

7月26日はお休みを頂き、33回目の開催となるシマノ主催の国内最大級のイベント「シマノ バイカーズフェスティバル」に参加して参りました。

開催場所は長野県富士見パノラマリゾート。日本屈指の大きさを誇るMTBパークです。

シマノ鈴鹿ロードと並びシマノ主催の伝統のイベントとなるバイカーズフェスティバル。

もともとはクロスカントリー中心のレースイベントでしたが、開催地の変更や時代の流れに沿いながら変化していき、現在ではMTBだけでなくグラベルツーリングやロードツーリングも組み込んだ何でもござれのお祭りイベントになっています。名前のとおり「フェスティバル」というわけですね。

今回はトレイルツーリングと昨年に続きCYKICKSチームを組んで3時間エンデューロに参加してきました!

早朝にテントを基地を設置した後は朝7時~のトレイルツーリング(ショート)からスタート!

ゴンドラに揺られて1790mから正々堂々トレイルを10㎞近く下ることのできる贅沢なツーリング企画!

ロングだと倍の20㎞なのでこれを中心に据えるのも最高でしょうね(毎回定員いっぱいになってしまうので枠は狙わないと難しそう)

さらっと言ってますが普段解放されていない壮大なトレイルを1年かけて維持整備している関係者の皆様の努力は計り知れないものが、、、名古屋周辺ではまず実現できない規模はバイカーズならではですね

エイドでの補給は地産のブルーベリーとすもも!おやきも頂きました😋

ライドは自己申告のレベルに合わせてパックが組まれますし、前後をプロライダーさんたちが声をかけながら進んでくれるので初心者でも問題なさそう。

MTBの楽しいところだけが抽出された楽しいあっというまのひと時でした!夢に出そう!

映像を撮りつつ走ったのでダイジェストをどうぞ。

ベースに戻ってからはメンバーと合流して補給と出展ブースのチェックへ。

シマノ主催ということもあって最新コンポ展示と試乗コーナーがあり、注目していた新型コンポのQ‘AUTOを乗り回してみるなど。

Q’autoは無線電動自動変速という新型のコンポーネントでカテゴリーとしてはCUES Di2という位置付け。

無線シフトレバーによるマニュアル変速を繰り返すことで自分の最適な変速タイミングを学習していき最終的にはレバーレスでも意のままに自動で変速するようになるという夢の詰まった新しい製品。

試乗では色々な人が乗っているため全然意図しないタイミングで自動変速するので「なんじゃこりゃ」という感じでしたが、先日店頭試乗車としてあらためてお借りしたギザロのGA30 Q‘autoではE-tubeアプリで自分の希望の変速タイミングを設定できたため、まるで脳波で変速操作をしているような摩訶不思議な乗り物に化けてくれました。

これはすごいポテンシャルだぞ…E-bikeやDi2は想像の範囲におさまるものでしたがQ’autoはまた別次元の存在です。すでに販売開始していますので興味ある方はぜひご相談下さい。

もちろん今年の目玉XTRの展示も!

待望の無線化が一気に進みXTR、XT、デオーレ、GRXまでプラットフォームが統一されているので将来のロードコンポまで含んだロードマップが見えるよう。

XTRのシフトスイッチの押し心地はカンパのエルゴを彷彿とさせるフィーリングで気持ちよかったです。

XTR搭載車として早速流通開始しているメリダのBIG-NINE 10kも実車が!

塗装が新しいテクスチャー表現になっており来年のメリダラインナップはこんな雰囲気のものが増えるのかな?一足お先に新製品をチェックできるのも嬉しいですね。

ダートフリークさんのプライベートブランド「クロスセクション」で企画中の完成車、「フリーウェイ」はかわいいレトロMTB風のデザイン。

スペック争いのないデイリーユースが想定されたあたらしいスポーツバイクのかたちとしてFUJIのALTERやRITEWAYのシェファードDISCなど、似た雰囲気のバイクの仲間が増えてきましたね。

隣のシマノ博物館ブースでは本物のレトロMTB達も見れて会場の最新バイクとの新旧対比が面白かったです。

yurisさんのブースでは新しい体制で再スタートとなったrevelの展示やLEWISのワッフルみたいな新型ローター、RSTのフォークなどを拝見。

お昼からはMTBイベント初参加となるMさんへ乗車アドバイスしながらエンデューロの試走へスタート!

ブルベやアイアンマンで足を磨いた実力者なので走るたびにドンドン早くなってゆく…やはり自転車は経験値があればあるほど強いですね。

エンデューロレースは昨年よりも暑い時間帯でのスタートかつ3時間の交代制。暑さと闘いながら戻ってきたら水をかぶるの繰り返し。

常設の水道シャワーがサウナ後の水風呂のように気持ちよかったです。

レース運営は安心のマトリックス社さんのシステムで計測チップをバトン代わりにピットエリアでF1ばりの交代作業!この動線はめちゃめちゃスムーズでメンバーを見失うことなくよい改定でした。

バイカーズアプリでリアルタイムに周回数とタイム、前後のチームとの差が確認できるのもとても便利!

上位をねらうガチンコのチームとヘロヘロになって走るライダーが交差しながら、CYKICKSチームは出場15組中7位と昨年に続いてちょうど真ん中という結果でフィニッシュとなりました。

参加いただいた皆様ありがとうございました!

出店ブースも賑やかで最新の製品やお買い得セール品なんかも入手できます。なぜか青空の下シャンプーしてもらえる神のようなブースも!レース後の洗髪は最高でした。

バイカーズは2日間にわたって様々なイベントやレースが本部を拠点に開催されており、沢山のライダーが行きかう村のような様相。

30年以上開催されているだけあって最高のロケーションを背景にイベントの種類や内容の豊富さ、運営の滑らかさはさすがのシマノさんです。

毎年だらだら続いてるだけでなく、毎年参加者のアンケートから少しずつマイナーチェンジしているんだろうなという点もいくつも見えたのもよかったです。

いたれりつくせりの贅沢な環境ですので泥砂系イベントに初めて参加するのには最適なシマノバイカーズフェスティバル。

来年はどの企画に参加しようか今から悩ましく、楽しみでたまりません。

イベントがデカくて複雑で初参加の方には結構なハードルかと思いますので、ちょっと興味あるな~という方は是非お声がけください、お手伝いさせて頂きます。

最後は先日公開されたアフタームービーを。一緒に会場の雰囲気を味わってみてください。

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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