RITCHEY SwissCrossDiscのご注文を頂きました。

blogでははじめてリッチー製品をご紹介しますので毎度の事ながらブランドについての小話から。

リッチーといえばマウンテンバイク創生期のレジェンドとして名を馳せるトム・リッチー氏が1974年に興したブランドです。

ゲイリー・フィッシャー、ジョー・ブリーズと共に「マウンテンバイク」という新しい自転車のジャンルを産み出したレジェンドであり、現在もブランドホルダーと創業者が同じという奇跡的なブランドでもあります。

リッチーの製品はトム・リッチー氏本人のアイデアスケッチからはじまり、試作し、テストを繰り返したのち「Ritchey logic」の名を冠して製品となります。

つまりリッチー氏の自転車に対する飽くなき改革の精神と感性に基づいたプロデュースがなされているのです。

40年に渡って改善され続けたその製品群はフレームにはじまりハンドル、ステム、ピラーのコクピットパーツ、さらにはホイール、タイヤ、バーテープ 、ペダル、そしてヘッドパーツまで、コンポーネント以外のパーツほぼ全てを網羅する勢い!

Webサイトにズラリと並ぶ製品群。

最近ではスーツケースに納めるための分割フレーム「ブレーカウェイ」やE-tubeをヘッドセットから取り込む「LOGIC-E」などが特に特徴的です!

自分もハンドルの形状、ステムの独特なデザインに心奪われて以来愛用を続けています。

そして今回ご紹介するのはその中でも25年という長期に渡って販売が続けられているリッチーのシクロクロスバイクSwissCrossの最新バージョンである「Swiss Cross Disc」!

Swiss Crossは昨年スルーアクスル、フラットマウントを採用して最新規格に合わせた第4世代となりましたがリッチーらしさの象徴でもあるセクシーな1-1/8のインテグラルヘッドチューブはそのまま!

細かなジオメトリー変更やチューブの調整などもしっかり行い、名車「Swiss Cross」の名に恥じない乗り味をもつバイクに仕上がっています。

基本コンポーネントはシマノGRXのシングル仕様。

メンテナンス性にすぐれたフルアウター仕様でブレーキホースの交換も問題なし。シフトアウターは日泉のステンレスアウター「シルバー」。

ラグの刻印がクラシックな雰囲気を醸し出します。

フレームの対応最大タイヤサイズは40ミリ、泥だらけの33cタイヤでも安心のクリアランス。

今回の足回りはレーシング7と新型のパナレーサー「グラベルキングSS」38C チューブレスとし、グラベルからツーリングまでをこなすオールラウンドな仕様にて。

ステム、ピラーは高精度CNCアルミパーツの定番トムソン「elite」、ハンドルバーはブレーキの操作性を高めた特殊形状のDIXNA「j-fit TRAD」。バーテープは絶妙なグリップが気持ちいいI liveの「 毘沙門亀甲」。こだわりのパーツで組んでいけるのがフレーム組の醍醐味ですね!

サドルはクリーンなデザインで人気のfabric.

リッチー特注のトリプルバテッドクロモリパイプを用いて作られるフレームはこれぞクロモリと言うべきトルク感と加速の気持ち良さを感じられるチューニングがなされています。

乗っていて「楽しい」と思える絶妙な塩梅は25年の積み重ねが為せる業ですね!

言葉にならない「Ritchey logic」マジックを1度体感するとカスタムバイクに無くてはならないピースになりますよ!

是非一度全製品ラインナップを眺めてバイクカスタムを妄想してみて下さいませ!CYKICKSではほとんどの製品をご注文いただけますので納期のお問い合わせなどございましたらお気軽にどうぞ!

RITCHY USA 公式サイト

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ