メリダ スクルトゥーラ エンデュランス 新型105 R7100の組換えをご依頼頂きました。

本日はシマノユーザー待望のDi2仕様となった新型105、R7100シリーズの組換えをご依頼頂きましたのでそのご紹介です。

Di2は2009年にデュラエースグレードが登場しはや14年。

出)シマノ公式HP

そのあいだ永らく待ち望まれた105クラスの電動変速仕様がついに今年発表され、早速デリバリーが開始されました。

この14年間でバッテリー、電送ケーブルは2度のバージョンアップを経て熟成された電動変速システムとして市場最も安心して使えるユーザーフレンドリーな電動コンポであるといえるでしょう。

その間ロードバイクはリムブレーキからディスクブレーキへの移行やケーブルの内装化が進んだ結果新型105は約20万円という旧アルテグラDi2クラスと同じ価格帯となりました。

ただし設定されるギア比などを見るに入門レースバイク向けコンポというよりはホビーライダーのプレミアムクラスと言った位置付けになっているように思います。

という事で今回組み替えさせて頂いたスクルトゥーラ  エンデュランスはこの新型105の特徴とフレームの性格がベストマッチとなる組み合わせで仕上げることができたかと思います。

軽さや速さを求めるよりもリッチなサイクリング体験を目的とした双方の役割が十分に発揮されている事は間違いないでしょう。

今回ご依頼頂いた組み替えのフォーカスポイントは油圧DISCブレーキ専用の補助レバーであるGRXのBL-RX812の追加とKCNCのブルベマウントの装着です。

バーテープはしっとりしたチーズケーキの表面のような心地のデダのプレーザにて。

使用しているハンドルのクリアランスがギリギリでしたが、なんとかご希望通り配置することができました。

アップバーでの制動操作を可能とした高い操縦性と、ライトやサイコンを柔軟に配置できる自由度の高さが両立されているにもかかわらずケーブル内蔵システムSMRとDi2の組み合わせでクリーンな外観と軽量さを両立できています。

流石セミワイヤレスDi2‼︎

リアメカはデュラエース、アルテグラを踏襲した最新型のジャンクション統合タイプ。対してフロントメカは旧Di2のパンタグラフ形状かつ物理ストロークボルトを廃した簡易化でコストダウンしている印象です。

クランクは一部アルミのヘアラインが残る仕上げで今までの105グレードと少し違った表情が見えますね。

ディスクローターは新型のRT-CL800にて。

第3世代となる最新型ローターは高熱でも歪みが発生しにくいスパイダーアーム配置になっているというシマノの自信作。

わずかな価格差ですのでここは最新モデルをお勧めさせて頂きました。

最新のバイクが入手困難な期間はまだしばらく続きそうですがR7100への組換えでしたら組み合わせによっては即納可能です。

今お乗りのエントリーDISCロードのフレーム性能を120%引き出すアップグレードのご相談などございましたらお気軽にどうぞ!

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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