TOKEN C22Aのリム交換とFメカ台座リベット打ち直し依頼お受けしました。

本日お預かりしたのはTOKENの定番アルミ完組ホイール「C22A」

定価57,200円でペア1384gと驚きの軽さ!な1本です。

台湾ブランドらしく品質、価格、重量に優れた優等生で完成車のホイールからのステップアップ第一弾で選ばれることの多いホイールです。

これだけ軽いのでパワー系ライダーの方には物足りないかもしれませんが、軽量級ホビーサイクリストには魅力的。リム幅C13とトラディショナルな幅なので細タイヤ派の方向けでもあります。

今回は走行中のトラブルでリムを凹ませてしまったため修理にお持ち込み頂いた案件。

いわゆるリム打ち状態で、軽量リムゆえ一発アウト…なんとか使えそうですがリムブレーキ車なのでこれだけ変形しているとブレーキタッチも気持ち悪く、C13ナローリムのためタイヤが7気圧以上の高圧運用になる事からタイヤ外れのリスクも考えてリムのみ交換させて頂きました。

なぜか別メーカーから完全に一致したリムが販売されていますので、こちらを使ってお引越しです。

使用したのはTNIのAL22アルミリム。

繋ぎ目も表面の仕上げも瓜二つ。

こちらは5,280円で393g、穴数バリエーションも豊富で格安軽量手組ホイールを作るなら外せない1本です。C22Aの価格対重量の凄さはこのリムのおかげです。

交換しました。

ステッカーが変わるとまるで別ホイールですね〜

続いて同じお客様からお預かりした別案件。

「フロントメカがなんかおかしい」という事で自己申告頂いたものを確認してみるとカーボンフレームにリベット留めしてあるFメカ台座ごとグラグラしていました。

たまにある事ですが、固定のリベットが甘かったりポイントが少なかったり、接着剤が死んでいたり。これではFメカの固定ボルトやサポートを固定しても動作するたびにずれてしまいます。

という事で一旦ガバガバなリベットを破壊。Fメカ台座を取り外して…

外して観察みると緩んできた原因はリベットだけでなく、どうやら接着範囲が小さくリベットだけでは十分に支えられていなかった模様。電動変速機のモーターパワーに耐えられなかったようです。

新しいエポキシ系接着剤をベースに塗って新しいリベットに打ち替えました。

完成!

無事にシャキッと変速できるように元通り以上に対策できたかと思います。

ボトルケージ台座やFメカ台座、外付けのアウター受けなどフレームコモノ類はやっぱり量産品のせいもあって個体差が結構出ますので経年でゆるんでくる物もたくさんあります。

ネジが無限に回る、ブレーキがフワフワする、フロントが変速しないなどなど、おかしいなとお気づきの事があれば早めにご相談下さいませ。

緩んだままで使用しているとフレーム側が破損してさらに修理費が高額になってしまいますよ!

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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